ISR講習会”名古屋会場”,”浜松会場”

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最前線の治療:組織間リリースセミナー参加報告

リアライン・イノベーション研究会(RIS)では、今回2月24日・25日の両日で、名古屋と浜松で「組織間リリース(ISR)」に関するセミナーを開催しました。


このセミナーでは、名古屋では「骨盤帯痛」、浜松では「胸郭出口症候群」に焦点を当て、最前線の治療技術と実践方法を学び、深掘りしました。

胸郭出口症候群:理解と治療へのアプローチ

胸郭出口症候群は、首から腕にかけての血管や神経が圧迫されることにより発生する疾患です。

この症状は、多岐にわたる原因が考えられます。

デスクワークや長時間の運転など、特定の姿勢を長時間続ける生活習慣を持つ人々に見られることがあります。

胸郭出口症候群の主な症状

  • 痛みと不快感:首、肩、腕、手にわたって痛みや不快感、腕を上げる動作で症状が悪化することが特徴として挙げられる。
  • 感覚異常:手指のしびれや冷感、時にはピンとくる感覚や熱感を感じることがある。
  • 筋力低下:長期間にわたる神経圧迫が原因で、手や腕の筋力低下を引き起こすことがある。
  • 血流障害:腕や手の冷え、色素沈着、場合によっては青白い変色を伴うことがある。
  • 具体的な治療手技
    • 鎖骨下動脈/腋窩動脈と、外側神経束、内側神経束へのアプローチ
    • 組織間リリースを用いた”結果因子”に対するアプローチ

骨盤帯痛と殿部神経障害:包括的治療アプローチ

骨盤帯痛は、妊娠中や産後の女性に多く見られる症状であり、骨盤周囲の不安定性や疼痛が特徴です。

最新の研究や臨床経験に基づき、この症状について詳しく解説します。

骨盤帯痛の症状と原因

骨盤帯痛は、骨盤にある関節:仙腸関節や、恥骨結合に影響を及ぼします。

妊娠中のホルモン変化や、お腹が大きくなるために横向きでの寝方を強いられます。

また、産後もその影響が改善しないまま、さらに関節が緩むことで不安定性や疼痛が生じる場合があります。

  • 骨盤帯痛の理解:骨盤帯痛の原因となる筋肉や靭帯、神経の解剖学的な関係性について、手を用いて非常に細かく精密に、触診しながら実践しました。
  • 上殿神経や坐骨神経、仙棘靭帯などに対する治療技術に焦点を置きました。
  • 具体的な治療手技
    • 大殿筋や坐骨神経へのアプローチ方法
    • 組織間リリースを用いた”結果因子”に対するアプローチ

まとめ

このセミナーでは、胸郭出口症候群と骨盤帯痛を治療するための最新技術と知識を学びました。

組織間リリースの技術は、指の使い方の重要性と実践的な技術を、解剖学的知識を通して、患者さんへのより効果的な治療法を提供するために更なる一歩を踏み出せました。

RISでは、来年度も最先端の治療法を勉強することができます。

お問合せいただければ、詳細はお伝えできます。

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